空の君へ〜命をみつめた真実のラブストーリー〜
風が優しくあたしの背中を押す。
あたし頑張るね
陽が見ていてくれるなら。
心から
笑えてるよ
「絢」
うしろから優が優しく声をかけ、隣に腰を下ろした。
「陽って死んでもむかつくよな」
「なんで?」
「絢にこんなに想ってもらえてる」
陽は優とよく気が合ったよね
ふたりで言葉をハモらせるところ
すごく面白かったし
俺様な態度も忘れられないよ。
今日も天気は晴れ
陽も笑ってる?