空の君へ〜命をみつめた真実のラブストーリー〜



あの日の景色……。


陽は覚えている?



力強く咲いていた向日葵。
クローバーの絨毯が、黄金色の向日葵を引き立てていたね……。

あたしは絶対に忘れないよ……。


あの景色を忘れるとね、陽があたしの心の中から消えちゃうんじゃないか……



そんな不安が頭をいつもよぎるから。


だから今でも……
誓った場所にあたしは通い続けている。





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