背後の彼
信じていないのなら

そして受け入れる事が
出来ないのなら

占い師の話なぞ
無視してしまえば
良さそうなものだが

そうする事もまた
難しかった。


シャワーを済ませてからも

それはずっと
私の思考回路に
まとわりついていた。


そういえば

亡くなった彼氏の事なんか思い出したのは

何年ぶりだろう。
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