バラ色の恋物語
プレゼント
「ねぇ~え。欲しいもの、あるぅ~?」


そう言って、俺の彼女が抱きついてきた。


いつになく猫なで声だ。


「ん?どしたの、突然」


「あたしが質問してるのっ!今、欲しいものってあるぅ?」


あ、そういえば来週は俺の誕生日だったっけ。


そのプレゼントかな。


「ははっ。かわいいやつだなあ」


そう言って、彼女に抱きついた。


だって、誕生日プレゼントってバレバレなのに気づいてないんだよ?


そんなのかわいすぎるだろ。

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