―私がアナタを好きな理由―

眼鏡side



―朝の教室―




「篠崎君、おはよー」




って、宮本晴に声を掛けられた。
そして、また怒られた。



宮本晴は、単純な女という事が徐々に分かってきた。


朝礼で、学級委員の女子を友達なんて居ない僕に先生は決めろなんて言ってたが…無理だ。


だが、宮本晴が何故か浮かんで振り返って見てみると


「私がする!」



って、凄い顔をしてた気がする。
試しに推薦してみると、凄い早さで返事をして周りなんか気にしてないように喜んでいた。



推薦した僕は…間違った選択をしてしまったのだろうか。



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