愛してください、ヤンキー君

それが俺を狂わせる。
綾乃はやっぱり俺の自慢の彼女だとみんなに言いふらしたい。
だけど、この綾乃の可愛さを俺だけの物にしたい。
それだけ綾乃に惚れてんだなって思う。

「俺もだ。」

そう言って、ゆっくりと口付ける。
俺に応えるように綾乃も目を閉じる。
そんな姿も可愛くて俺はいつも調子に乗っちまう。
でも、こんな姿をみれるのは、俺だけなんだって思うと、俺ってすげぇ幸せなんだと思う。
そう思うと、もっと綾乃を感じてぇと思っちまう。
そうなったら最後、自分の理性をコントロールできなくなっちまう。