俺様王子の初恋
「 ・・・・い、葵! 」
「 へ? 」
昨日一日で、私は自分が
思っている以上に先輩のことが
好きなのかもしれない確立を
自分で上げてしまった。
いつか、抵抗さえできないくらいに
深くこの人に溺れそうで、
正直怖い。
「 ぼーっとしてんなよ 」
「 ・・・すいません 」
クイッ、と手を引っ張られて
転びそうになったのを先輩の
手が腰を支えてくれた。
こういうとき、どうしようもなく
胸がぎゅっとなって、先輩の顔が
見れなくなってしまう。