俺様王子の初恋






「 私が、お手伝いしてあげる 」






そう言った先生は、ポケットから
布を出してきて、









「 っは・・・・ 」






私の口を塞いだ。
妙な匂いがして、










「 ・・・・ね、・・・・ん・・・ 」






途切れ途切れの、先生の言葉が
聞こえた気がした。







そこでプツリ、と私の意識は途絶えた。









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