秘密な彼女と彼氏①

そう言うと
水魔の周りから
たくさんの水が出てきて、
あっという間に
水魔を包み込んだ。

そして
水が消える頃には
水魔の姿はなかった。


「魁様、
そろそろお時間です。
桃様がご心配なさるので
戻りましょう。」


「あっはい。」

俺たちは来た道を戻った。


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