世界を染める真実の光~響く鐘が始まりを告げた~



「ちょっと稀凜斗!! 何よあの台詞!! 超ハズイんだけど!!」
遊亜が稀凜斗に対して怒鳴る。
「はぁ? うるせーよ。俺がカッコイイからいいじゃねーか」
稀凜斗も負けずに言い返す。
「身をもって償え!!!ってか」
「うわー。くさっ」
永遠と零音も負けじと、稀凜斗を見て言う。
「文句あんのか、おめーら!!!!!」
稀凜斗がキレる。そこへ紗李が止めに入る。
「もう、いいじゃん。結果的に解決したんだからぁ」

ちなみにこの五人は大学が同じである。
「てゆーかさぁ、最近事件の質、落ちてない?」
永遠の言葉に稀凜斗は落ち着きを取り戻し言う。
「あー、そうだな。全然難事件じゃないと言うか・・・」
「だよね、だよねー。つまんないよねぇ」
遊亜もさっきまでの怒りはどこへやったのか、口を挟む。
それに、うんうんと頷きながら紗李も
「もっと難事件ってないのかなぁ・・・」
と言った。


するとそこへ一人の男がやって来た。

「ククク・・・。そんな君達に良い事件、持ってきてあげましたよ・・」

「うわっ。来ちゃったよ。ミス研」
零音がそう言うと、謎の男は高笑いを始めた。
「ハーッハッハッハ!! そう、ミス研!!! ミステリー研究会ですよ!! 略してミス研!! さぁ、君達。我々と一緒にこの難事件を解いてみせようじゃないか!! クハハハハッ!!」


この不気味な男は稀凜斗達の大学にあるサークル、"ミステリー研究会"のマネージャー【水無月 兎羅(ミナヅキ トラ)】。ちなみに変人である。
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