王子様のお姫様

[優ver.]

隣のやつが、保健室に行った。


ポケットにあるケータイが震える。


メールだ。



[今から、仕事だ。
至急、❍❍に来い。
❍時集合だ。
あの、くるみちゃんと仕事だぞ!
絶対、来いよ。]


マネージャーからだった。


くるみってあの?


とか、思いながら時間がせまっていた。


「先生、家の用事があるので行ってもいいですか?」


まぁ、この姿からしてサボりとは思えないだろう。


「分かりました。気を付けて。」


ほら、すぐ承諾してもらえた。


玄関へ行くとそこには、沢田がいた。


「用事ですか?」


と聞かれた。


弱々しく、


「...はぃ。」と答えた。


なんだょ。頭痛じゃねぇのかょ。


まぁ、早く行かないと...


遅れると鬼マネに怒られるので、走って行くことにした。


「はぁ..はぁ..はぁ...」


後ろから、聞こえる。


振り返るとそこに立っていたのは?

< 7 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop