浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件1【完】


まるで催眠術にかけられたように、身体が言うことを聞いてくれない。


目の前のこの人には、そんな特殊な力があるのではないだろうか…−−。



「どい…て…−−。」


黒い真珠の様な瞳から目を離さずに、声を絞り出す。


「なんで?」


ヤツはそんな私を面白がるように、爛々とした瞳で見下ろしてくる。


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