【短編】年上彼氏
年上彼氏になるまで




「あ…今日もいない」

あたし、バスケ部マネージャー1年
吉沢 唯子です。


「また、落ち込んでるん?」

関西弁が特徴のあたしの親友
広崎 渚-ヒロサキ ナギサ-。


「だって、あたしが部活に入ってから
まだ3回しか見てないんだよ?!」

「まあ、唯子は多田先輩目当てで
入ってきたようなもんやしな」


渚ちゃんに、横目でニヤリと笑われた。


「そ…そんなこと言わないでっ!///」


確かに、多田先輩目当てで
バスケ部のマネージャーになった。



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