初恋

まさかの同じ学校

昨日のことが頭から離れず、授業もいつのまにか終わり昼休みになっていた。


あたしとまなは教室をでて、弁当を持って屋上へ行った。


「誰もいないね~」


「ラッキー!」


弁当を広げ昨日のことを話題に食べはじめた。


「てか、付き合うとか早すぎだし!初対面だよ?」


あたしがまな達の話題を出すとまなのノロケがはじまった。


「今日ゆうきからメールきた~」

「ノロケ~!」


「りこも総長と付き合えば?お似合いだよ、りこと総長さん!」


「ちょっと、やめてよ!聞かれたらどうするの?」


(ガチャ)


盛り上がってると屋上の扉が開いた。


「あれ~?誰かいんの?」


男の低い声が聞こえた
< 23 / 26 >

この作品をシェア

pagetop