遠距離恋愛
―3月21日―


朝6時に起床。


持っていく荷物を全て車に乗せ、あたしとケータは、駅に向かった。



何を話していいかわからなかった。



胸のざわつきはあるけれど、やっぱり実感出来ない。




駅に着き、電車に乗った。




段々寂しさが増す。
寂し過ぎて、涙が止まらなかった。



もう、言葉も出なかった。



ただ、涙を流していた。


ケータと手を強く握りあったまま。



今は、ケータと二人だけど、帰りはこの電車で一人なんだなぁ…


ちゃんと一人で帰れるかなぁ…


信じられないけど、あと数時間後のあたしの姿なんだね…







ついに…

ついに…




今日ケータはアメリカへ旅立つ…
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