間違いだらけの殺人
私は数人の親しいスタッフに
挨拶をすると、
足早に出口へ向かった。

そのエスカレーターで
彼に声をかけられたのだった。


「この後打ち合わせ?」
と彼。


「別に何も・・・
ただあまりにつまらないから」
と私。
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