華。花。



「アヤに今日行くって言ったから仕事までの時間行くかぁ〜〜」

「では、用意して出発しましょうか」

「はーーーいっ!」


もちろんアヤちゃんは私と冬馬が来ることは
知らないだろうからびっくりするだろうな

最近柚月から給料貰って化粧品とかの
買い物に行ったからしっかりメイクして
アヤちゃんの家に向かった。

アパートの一室に一人暮らしらしい
近くのパーキングに車を止めて向かう


あーっドキドキする!!
楽しみだけど緊張もするし複雑。

柚月が合鍵で鍵を開け中に入る

「アヤ〜〜来たぞ〜!」

と柚月が言うと中から1人の女性が出てきた

衝撃だった。凄い美人で可愛くて顔が整ってて
色白でスラッとしてて。ドキドキした。
楽しみとか緊張のドキドキじゃなくて。

なんだろう。勝ち負けじゃ無いけど
あ、負けた。私劣ってる。って思った

そんなこと考えてる間に冬馬とアヤは
睨み合いが始まっていた。

「久ぶりね冬馬。そちらは初めましてユリ?さんで、宜しいでしょうか?」

「あ、はい。初めましてユリです。」


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