《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
そのまま、私をソファーに捺さんは倒す。



「愛してる」
何度も呪文のように捺さんは甘い声で囁き続ける。




寝室の扉が近くにあるのに、私を性急にその場で求める捺さんは獣。




彼の獰猛な二つの瞳。




理性を失くし、闇雲に捺さんは本能のまま私に繋がりを求める。


私たちは最果ての場所で一つになった。



彼の激情と身体に私は押され、酔い痴れて、気が遠のきそうになった。



心地よく身体の中に残る快楽。


身体は捺さんの温もりに包まれている。





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