《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「!!?」



気付くと、私の目の前に設楽さんが立っていた。



「あ、あのう!?近すぎませんか?」



「…首筋に何か付いてますよ」



「えっ!?」


私は鏡を慌てて、覗き込む。



白い首筋に紅い痣がーーー・・・



「社長のキスマークみたいですね・・・」



設楽さんは勝手に私のクローゼットを開け始めた。



「か、勝手に開けないで下さい!!」



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