《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「ダメ!!!」


哲さんが大声で祐君に返す。



「無理だとは思ってたけど…」


「…まあ~私と駿也の部屋ならいいけど・・・。でもその前にあんたの言う大変なコトを教えて頂戴!!」



とりあえず、私も哲さんたちの部屋にお邪魔。



祐君の言う大変なコトを聞いた。



「「見合い!!!」」
私と哲さんは声を揃えて、驚いた。



「…でもその見合いが上手くいったら、俺は婿養子になる・・・」



「あんたは三男だし、婿養子なっても、全然、徳川家としては困らないわね…。
相手は何処の誰??」


哲さんは困惑してる祐君の顔を興味深々に見つめる。



「ロイヤルブランドの称号の持つ老舗の家具メーカー『(株)シーナ』の社長令嬢…汐音さんだ…俺よりも1歳年上17歳」



「ウソッ!!?あんた…それめちゃめちゃ美味しい話よ!!!」


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