《完》パーフェクトウエディング*社長の花嫁は16歳*
「今日から留奈ちゃんも高校生か~」
仕事で忙しいお父さんは不在。
お継母さんが私の高校の入学式に出席してくれた。
肩を並べて校門を潜る。
校舎までの道を彩る桜並木。
満開の桜に囲まれながら、体育館まで歩いていく。
お継母さんとお父さんの間には今年8歳になる弟の維月(イヅキ)が居た。
今まではおとなしく姉である私の言うコトを素直に聞いていたけど。
最近は全く聞かず、生意気な弟になっていた。
維月も成長したんだと思いながらも
それを惜しむ想いもあった。
仕事で忙しいお父さんは不在。
お継母さんが私の高校の入学式に出席してくれた。
肩を並べて校門を潜る。
校舎までの道を彩る桜並木。
満開の桜に囲まれながら、体育館まで歩いていく。
お継母さんとお父さんの間には今年8歳になる弟の維月(イヅキ)が居た。
今まではおとなしく姉である私の言うコトを素直に聞いていたけど。
最近は全く聞かず、生意気な弟になっていた。
維月も成長したんだと思いながらも
それを惜しむ想いもあった。