年下のカノジョ~あの子は高校生~
 もちろん俺は即座に快諾。


 だって、ゆくゆくは彼女と結婚したいと思っていたから。

 長い長~い付き合いを望む俺にとって、一つの不満もない。







 約束どおり、キスをする。


 言っておくが、約束だからイヤイヤしている訳じゃないぞ。

 むしろ『約束』という大義名分の下に、俺はじっくり楽しんで彼女の唇を味わっている。



 付き合い始めて2ヶ月。
 
 その間、キスをしたのは数える程度。


 まだ慣れなていない由美奈ちゃん。

 彼女の体に得も言われぬ緊張が走っているのが分かる。



 この先起こることを予想して、緊張が増してゆく由美奈ちゃん。



 リラックスさせようとして、両腕でしっかり抱きしめ。



 そして。

 額やほほ、まぶたにキスの雨を降らす。
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