☆一番星☆
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寝返りした時に、何となく違和感を感じて目を開ける。




「あ」




舜の足を枕にして寝たんだった。


仰向けの態勢だったから、目の前には、あたしの顔を覗き込んでいた舜のやさしい顔があって、ドキッとした。




「絢華、おはよ」


「ん、おはよ」




時計を見たら30分くらいしか経っていなかったのに、ずいぶん寝た感じがした。


でもまだ目が覚めきっていなくて、ぼーっとしていたら……


上から舜の押しつけるようなキスが降ってきた。




「…んッ…」




寝起きだからか、擦れた声が出る。




「絢華、色っぽすぎ。……俺、我慢できねぇ」




そう言って、またキスが降ってきた。


今度は、……深くて熱いキス……




「…んッ……しゅ…んッ…」




意識が朦朧としてきた頃、ようやく唇が離れた。
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