裏表

～２日目～


今日は、バスケの試合と

サッカーの試合だっけ…


生徒会ＶＳ運動部


みたいな？


ここは男子にも手伝ってもらう。


コンテストの投票権は女子しかないから


暇らしい。


せめて学校来なくても


いいとかにしてあげればいいのに…


あれ？俺が他人の心配…

いや、これは自分の願望だな。

ってか今日は、

一段とめんどーだな。


汗かくし疲れるし


『ハァー』


「何溜め息ついてんの唯さま！」


『葵ちゃんかー運動するの


　嫌ーだなって思ってですね…』


外では面倒を言わないようにしてる…


なんとなくだけど


「さすがめんどいの神だね…

　じゃあさ活躍したら

　明日のお弁当作ってきてあげる！

　これでどう？」


『…よしっやってくる。

　約束は絶対だからな』


「OKーちゃんとシュート

　決めたらの話だけどね」


『わかりましたよ。

　そっこーで決めるから』


葵の弁当はすごくうまくて


プロ顔負けの味だと思う


だからすかさず俺は食いついた