正直少女と嘘つき少年



ガラッ



もう春も終わる頃なのにドアが開いた瞬間どこかから風が吹いてきてその男の子の茶色がかったサラサラの髪をゆらした。



桜みたいな甘い香りが教室中に広がって、その男の子から目が離せなくなる。



あの子…キラキラ…



「天田龍神(アマダリュウシン)です。はやくみんなと仲良くなりたいんで気軽に声とかかけてもらえると嬉しいなぁ…」



ニコッ




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