Lady&Boys!!!~同居人=アイドル!?~
「だって、そうじゃない??」
今なら言える。
「今まで、社長の娘として大事に育てられてきて」
「うん」
「周りには、いつも誰かが居てさ」
「うん」
「私一人じゃなにも出来なくて…」
「もう、いいよ」
「どうしろって、言うのよ…」
「もう、いいよ、泣かなくて」
気づいたら泣いていた。
頭を包みこむ大きな手。
「ひどい顔…」
そう言って、微笑む。
初めて唯斗の優しさに触れた朝。