紫陽花~7色のヤンキー達~



「おねーちゃん想くん達の事思い出したの!?」


『うん!!ってえぇっ!?』


「まぁ知ってるよ。だって想くんに大千に希里にれーくんはまぁと遊んでくれたもん。でもパパにおねーちゃんの前では皆のお話しちゃダメって言われたから…」


『そっか…茉奈ありがと。これからはまたアイツ等と遊んでいいからね?』


「うん!!まぁねみーんな優しいしカッコいいからだーい好き!!」



そっかと呟いて茉奈の頭をポンポンと撫でる



あたしはこの1年色んな人に心配かけてたんだなって改めて実感



ありがとう



心の底からそう言いたくなった




翌日あたしは早速学校の準備に取りかかりいつもの様に紫陽花の迎えを待つ



いつもの時間いつもの場所でも少し違うのは今日は車に全員が乗っている事



『おはよう。』


と笑うあたし


「「茉夜ー!!おはよう!!」」


と比奈汰と汰叶


『2人共一昨日ぶりだね?』


「パーティーなんかつまんなかったよ~」


「そうそう。女が寄ってくるだけだしさ。」



と頬を膨らませながら言う2人はやっぱり希里みたいだなって思った



「茉夜。昨日はどうしたんですか?」


『あ~まあ後でね?』



と燈頼の問いかけを濁す


< 159 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop