紫陽花~7色のヤンキー達~



ふと時計を見るとそろそろ着替えないと危ない時間だ


あたしが席を立つとお母さんが不思議そうにこちらを見てきた


『今日出かけるからさ。そろそろ準備しないとね。』


「あら。彼氏?最近茉夜楽しそうよ。」


『違う違う。友達だよ。そうゆうことパパに冗談でも言わないでよ?絶対めんどくさい事になるもん…』


考えただけでゾッとする


だからあたし凌達の事言わなかったもん


「はいはい。わかったわ。ほら速く準備しなさい。」

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