学園恋愛事情

由真も、変だなぁと思いつつも話を進める。



「で?!何て告られた?!」


「えへへへっ。…昨日ね、放課後いつもの様に音楽室で講を待ってたらね、教室にいきなり入って来て…『今日も待ってるの?』って声を掛けられて。」



ちょっと、話の流れがおかしいなぁ?
そう思いつつも、歌音のテンションのせいだと思い込んで、話に食いついた。



「「うんうん!!それで?!」



「ちょっと世間話した後に『実は好きなんです。』って!!」



「「おおぁ!…で?!」」



すごく話に食いついた2人に、

『嬉しい!!』
と、素直に思った。

こんなに2人に興味を持たれたのは初めてで、さらにテンションの上がる歌音。



「でね…『付き合ってください。』って!!」



恥ずかしくなって、両手で顔を隠す歌音。

もちろん、確信を聞きたい2人は、さらなる進展を期待していた。


『この反応、両思いじゃん!!』
由真も里奈も、歌音を見てそう思った。



結局、こうなるなら
もっと早くに言えば良かったのに。



そう思う2人は声を揃えて言った。



「返事は?!」


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