アンダーホッパー
終幕 未来へ
数週間後、元気になった子犬を飼うことにした真理亜は下校途中、親友の祥子に告げた。

「あたし、進学する。とにかく勉強して、知識をつける。そして、世の中の仕組みってやつを見破る力をつける。それが、あたしの強さ」

「そ、そうなの」

祥子は少し、口ごもった。

「う〜ん!」

真理亜は前にジャンプすると、背伸びをした。

「あたしも前に進めたかな?」

深呼吸をすると、空を見上げた。







「キィキィ!」

数多くの戦闘員に囲まれながらも、和幸はゆっくりと歩いていく。

「旧型が!」

その前には、怪人達がいた。

「そうさ…。俺は旧型だ」

和幸は、口許を緩めと、ベルトを開いた。

「しかしな!前に進む旧型だ」

風が、舞い上がる。

「変身!」

黒いマフラーを靡かせて、和幸は走り出した。



end。
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

記憶『短編』

総文字数/5,066

ミステリー・サスペンス9ページ

表紙を見る
天空のエトランゼ〜花のように美しく儚い炎

総文字数/1,300

ファンタジー2ページ

表紙を見る
ティアドール

総文字数/53,160

ファンタジー77ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop