lovesugar




なんで?








付き合ってる事言ってくれないの?






不安だよ。



レン…





『…ーグスッ』









私はその場に耐えられなくて走り出していた。




『レンの……バカ…』







『誰がバカだって?』





『っー!!!!!』


『びっくりすんじゃん。急に飛び出して…』



『グスッ…だってぇ…グスッレンがぁあの女の子と…楽しそうに…グスッそしたら付き合ってるの?って聞かれたら…付き合ってるって言ってくれなくて…グスッ不安だよぉ』







『ごめん…でも俺はお前だけだから…葵以外考えられないから…不安にさせてごめん』






そう言ってレンはあたしを抱きしめてくれた。





『ーグスッあたしこそ、ごめっっ!!!!!!ンッ』





キ…ス………?



『ごめっ…お前が可愛くて…止まらなかった…』







『恥ずかしいけど…レンなら大丈…夫///』







『そうゆうの…誘ってる』







『え?ンッっ』




さっきとは違う、


甘く、
大人なキス――――








.
< 13 / 36 >

この作品をシェア

pagetop