窓愛〜キミの笑顔が僕の幸せ〜
第一章

キミ

窓の外に、居る愛しいキミ。


まだ話したこともないし、名前も知らない。


僕はそっと教室の窓から、キミを見つめているんだ。



「あっ…笑った」

キミの笑顔を見るだけで僕は嬉しくなる。

窓からキミの笑顔を見ているだけでいいんだ。

キミが笑っているだけで、僕は嬉しいから。

「晃、また独り言?」

僕は、上原 晃ーウエハラ コウー。

それで…今僕に話かけてきたのが、親友の篠原 優ーシノハラ ユウー。

僕たちは今高校二年生。

優は、いつも僕に冗談ばかり言って僕を笑わせてくれる。
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