Mirror World
よくわかった以前に、ハンプティの左目に巻かれている赤く染まった包帯が気になる。
じっとハンプティを見つめた。

「どうしたんですか?左目」

気になったことをすぐにぶつけた。
あの綺麗な瞳に覆い被る包帯についてを。
当たり前のように目を丸くするハンプティ。
が、にこやかに微笑んで左目の包帯をあっさり外した。

「私は鏡の一部。何者かが鏡に攻撃をしたのです」

包帯の下は見れるほどの良いものではなかった。
痛々しい傷跡。
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