これが私の旦那サマ!


どうして仮、なのかと言うとこの人のテンションと外見にある。

ピンクがかった茶髪に耳にはピアス・・・顔は童顔でいくつなのかは分からないけど一応、スーツを着てる。すごい着崩してるけど。もしかしたらホストなのかもしれない。


それに京都弁なのか関西弁なのか分からない方言を大きな声で喋ってテンション高い。


つまりこの人は・・・上品で落ち着いてて大人の雰囲気を醸し出してる西島さんとは正反対のタイプの人なのだ。


「自己紹介せないかんなぁ~俺は晃一君の大親友の加藤桔平いいます!仲ええ女の子にはきぃちゃんなんて呼ばれとるんよ~ま、嫁ちゃん!どうぞよろしゅう。」


「・・・よろしくお願いします。桔平さん。私は北山百合です。」

「嫌やわ~桔平さんやなんて堅苦しい!きぃちゃん、て呼んでぇや~西島百合ちゃん。」


うわぁ・・・わざとらしく訂正されたよ。いや、間違ってはないけども!


「きぃちゃん・・・ですかー?」

「おん。そうや~」

「・・・善処します。」

「ほんま嫁ちゃんかいらしいわぁ~警戒心丸だしの子猫みたいで。」


「それ褒めてないです!あと嫁ちゃんて言うの止めて下さい!」


< 21 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop