俺様王子にご注意を
「和也ったらねー教室で玲奈遅い。玲奈来ないとかまた男につかまっているんじゃないかとか心配していたんだよー」
「へっへえー...。」
なんか嬉しい。
でも村上くんと話しているから
周りの視線がいたい。
「それで...クラスの男子が
橋本についていってるの
みたっていってさー...。」
橋本って言うんだ.....。
「したら女子達が橋本って超危険人物だって騒ぎ出してさ...和也ったら顔色変えて教室飛び出していっちまったんだぜ?」
「そっそう///」
「それでね、和也普段自分からなんて
あんま話かけないのにいろんな奴に
玲奈見たか?とか聞きまくって着いたのが図書室。」
「へえ....。」
「和也どんだけ必死なんだろ。
玲奈ちゃんにさー。」
「へっ!?///」
「愛されちゃってよかったな。」
そう言って村上くんは私の頭をなでる。
「まーこーと!玲奈に触れんな!」
「おっと、やべー...はいはい。」
村上くんは急いで私から離れた。
和也って...そんなキャラだった?
俺様で意地悪で私の事なんかほったらかしで女になんか全然興味ありません。ってかんじだったじゃん?
「愛されちゃってー、腹立つな♪」
「めっ恵美?いつから?」
「たったいま。」
「そっそう。っていうか恵美のほうが愛されちゃってるでしょっ!?」