俺様王子にご注意を
公園について私はそのまま
ベンチに座っていた。
なんだか体が震える。
なんで...?
「...れい...玲奈ちゃん!」
「恵美!!」
「ハァ...ハァ...遅くなって...
ごめんねぇ...。」
恵美...走って来てくれたんだ...。
「うぅん。こっちこそごめん。
いきなり帰ったりして...。」
「何言ってんの?玲奈ちゃんが黙って
帰るなんてことないじゃん?
玲奈ちゃん...なんか悩みとか
あるんじゃないの?それだったら
私に相談...して。」
「うっうん...。」
そして私はまず和也と一緒に
暮らしていることを話した。