俺様王子にご注意を

龍也の誕生日に私たちは
映画を見に行った。

ほんとに楽しいデートだった。

あの事故が起きるまでは...

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「龍也。早く道路わたろー。」

「ああ。」

そういって道路をわたっていると...

いきなり車がとびだしてきた。

「玲奈!あぶないっっ!」

「え...?龍也...?っきゃーっ...。」

「玲奈ああああ!」

キーッッ...

...

「や...りゅぅ...龍也...?」

目が覚めると私は病院の
ベッドで眠っていた。

目の前には私のははがいた。

「れっ玲奈?目がさめたのね?」

「まっまま?」

「れぃな...。」

「まま...あっ!
龍也は?龍也はどこにいるの?」

「...。」


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