俺様王子にご注意を

「悪いけど...俺あんたの事だけ
わかんねーや。なあ、母さん。こいつ
誰なわけ?」

「龍...也。」

私はただ龍也の名前をよぶことしか
できなかった...。

「なんで...ょ。」

「は...?」

「りゅぅゃの...ばかーっっ!」

そしてそのまま私は病室から
走ってでていった。

走っていると涙がほんとに
とまらなかった...。

でもとにかく走って...

走って...

あの場所から逃げ出したかった。
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