シュウ教授の怪しい研究室

「ん、ぁあ・・・っ」

「気持ちいいでしょう?私にこうされると」



ソファーに横たわる自分の体が自然とびくついてしまう



「ん、はぁあ…やぁっ」

「もっと奥まで入れた方がいいですか……?」



日が傾いた頃、有名大学院内にある一室には明かりが煌々と灯されていた



私の口からは吐息と共に思わず甘い声


その矛先には目を細め楽しげに笑う怪しい人物、水無月愁教授がいた



「ほらっ!!取れた!」



声を荒げて満足感たっぷりの笑みを浮かべる教授


その手に持っていたのは耳掻き


そして……




「一号は耳掃除しないのですか?こんなにもっさり耳クソが……」

「ほ、ほっといてくださいっ///!」



耳掻きの先端にたんまりと乗っかった自分の耳かすを嬉しそうに見せつける教授に

私は顔を真っ赤にしながら動揺した



「さすが一号です。私が研究で求めていた耳クソをこんなに所持していたなんて」


――所持って!

なんか怪しい物を持っているように聞こえるじゃない!




由香里と積み重ねてきたツッコミが
まさかこんな場所で生かせるとは……


って私そういうキャラじゃないし!!
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