真っ赤なルージュとキスマーク
第一章

年の差

「おはよう翔。」

「あぁ。」



もうこのやり取りは何度目だろう。



佐伯由梨(サエキユリ)16歳。


黒い胸下の髪をゆるく巻き、ナチュラルメイクをした高校一年生。



特に目立った特徴とかはなく、ごく普通の女子高生。




「ねみーな…てかだりい…。」



隣で眠そうに歩いている男はあたしの幼馴染。



小山翔(コヤマカケル)17歳。


生まれつき色素の薄い髪をワックスで遊ばせている髪が特徴。


そして、とてつもなくカッコいい。



雑誌で街にいるイケメン特集とかの常連でもあるこの男。


その辺の芸能人よりもカッコいい。

よくモデルとかにスカウトされているけど、当の本人は全く興味がないらしい。



性格は適当でマイペースな自信家。




こんな奴とあたしは幼馴染を何十年とやっている。


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