Tokyo Midnight
Tokyo Midnight【8】
目が覚めると、彩斗さんはいなかった。

大きなベットに一人きり。

気がつけばパジャマのボタンもしっかりと留められていた。

私はまだほんのりぬくもりの残るシーツを手繰り寄せて顔をうずめた。




私・・・

気づいちゃったんだ・・・

彩斗さんのこと、好きだって・・・

でも・・・

迷惑、だよね・・・
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