~ The last kiss ~





ベッドにおさえられた私はもう声をあげる力も残っていなくただ涙を流す…




私を愛していない男の人に無理矢理だなんて…


初めてのキスだって全然愛なんて籠ってないものだった…




誰も私の味方はいない
誰も私を助けてはくれない




「……………ッ。」


これからされる行為を予想し硬く目を瞑っている私に…



アスランは手を止めた




「………………?」


不思議に思いアスランを見てみると


彼は辛そうに顔を歪めていて下から見上げている 私はあまりに綺麗なアスランにドキリとしてしまう





「アスラン……」


つい彼の名を口にしていた…





アスランは壊れ物をさわるかのように優しく私の髪をときながら触れるだけの軽いキスをした











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