悪魔と恋した3ヶ月



話したい事があるのに、声が出ない。



足が震える。



声も震える。



すると手に暖かい何かが触れた。



憐の手だった。



あたしはその温もりに勇気をもらいながら、大きく深呼吸して口を開いた。



「お父さん達の事が心配で来たの。」



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