king×queen
朱莉の代わりに…
刺された。
「連!?連‼」
大分深く刺されたのか
腹からは
大量の血。
痛みも半端なくて
今は朱莉に
支えられている状態。
「連…??連‼」
そんな中で組員が
一斉に欄間を倒していくのが
見えて。
気を失う直前に
欄間に勝ったんだ…
って思った。
「あか・・・り」
「連っ」
「怪我…
してねぇよな」
「喋んなよっ…」
「良かった…」
「連――――――っ‼」
そう言って俺は
意識を手放した。