ブラメ\(^o^)/送信☆


  
  それから美月は、
  ずっと泣いていた。


  何が悲しいのかはわからないが、
  ただ、泣いた。


  ♪~♪~♪~

  
  To:美月
  件名:大丈夫??
  --------------------
  僕、なんかした??
  大丈夫かい??


  美「雲雀先輩…」


  なんでこんなに優しいんだろ、
  私の事なんて、好きじゃないって、
  いったのに…


  美月の頭の中には、
  いろいろな事が浮かんだ。


  To:雲雀先輩
  件名:大丈夫です。
  --------------------
  なんでもないです、
  先輩は何もしてないです。
  なので、心配しないでください。


  と、メールを送ってから、
  ベッドに倒れこんだ。


  美「はぁ…あたし…
    雲雀先輩…好き…
    なのかな…」


  苦しくて、切なくて、
  楽しくて、苦しくて、
  いろんな感情が渦巻く。


  “私は、雲雀先輩が好き”


  美月は、やっと、
  自分の気持ちに気づいた。


< 61 / 115 >

この作品をシェア

pagetop