夕暮浪漫
***
「ラッキーだよなー。」
緊急職員会議とかいうもののおかげで幸運にも本日の補習はナシになった。
「まぁ課題は出たけどね。」
補習がなくなって
この時間に帰れるのは久々だ。
まだ空は青い。
いつもは一人だが今日は二人。
結構前から貸すと約束していたゲームソフトを一向に持ってこない僕にしびれを切らし、わざわざ僕の家まで取りに来るという友人付。
「あ、こっち通った方が早い。」
「へー。近道?」
そう言って、指差したのはいつもの公園。