Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



社長の手が…私の…スエットの中に…入ってる!

背中をさ、触られてる。

「社長…や、止めて下さい」

何とか社長の手を押さえ、スエットから出す。

「し、信じらんない!」

「クククク…」

「な、何笑ってんですか?い、嫌らしい」

「嫌らしいって…お前なぁ安眠妨害しといてエラソーに言うな」

「安眠妨害って…だから、私は起きますって」

今度は…顔を触ってるし。

また手を押さえ

「社長…こそばいから止めて下さい」

社長の手が ピタリ と止まった。

「クククク…」

「な、何がおかしいんですか?」

この変態社長!

「こそばいって…お前ほんとに女か?」

はぁ~?

「し、失礼な!女です!」

「ハハハ…」

大爆笑してる。

私、何か変なこと言った?

「ほんとにお前…面白いな」

面白いって

社長の目と合うように私を引き上げ

…ッ!

唇を重ねてきた。

社長の唇が私の耳元に移り

「俺のもんにしていいか?」

「……」

俺のもんって?

「だだ駄目に決まってます」

朝から何言い出すんだ、この俺様は!

「ハハハ…」

やっと離してくれた。

「朝飯作れ」

「……」

一言、命令された。


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