Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



驚いて目を開けると

フッと笑ってる社長がいた。

――



「夕日 沈むぞ」

夕日が沈む…そんな時間なんだ。

何も話さず、ただ沈んでいく夕日を二人で見てる。

完全に太陽が姿を消した。

「行くか」

「あ、はい」

車に戻り、走り出した。

何処へ行くんだろう?

街へ戻るのかな。

暫く車を走らせて…止まった。

えっ?

此処?

「降りろ」

車から降りたそこは

雑誌とかでも有名なホテル。

はぁ~

素敵だなぁ。

こんな所…私とは縁のない所だと思っていた。

改めて、やっぱり社長は凄いんだと感じてしまう。

私と社長って住む世界が違うんだ。

胸に小さな痛みが走る。

「どうした?行くぞ」

手を引っ張られて、ホテルのレストランへ



< 129 / 452 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop