Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



朝、目覚めるとコイツはまだ、ぐっすり眠ってる。

寝顔を見てると

はぁ~

シャワー浴びてこよ。

頭をすっきりさせないと…やばい!

シャワーを浴びて寝室に戻ると

ん、どうした?

膝に頭を埋めて…

また具合悪いのか?

「なにしてんだ?」

俺の声に驚いたのか、顔を上げ、目が赤くなってる。

「起きたのか?」

「……」

「泣いてんのか?」

「泣いてません」

「フッ 嘘つき。目が赤いぞ」

「……」

「ん?どうした」

「起き…たら…し、社長が…」

「俺がいなかったから心配になったか?」

「……」

「お前がよく寝てたからシャワー浴びてた」

「……」

「ん?どうした」

「し、社長」

「ん?」

「は、早く何か着て下さい」

今度は顔が赤くなってる。

フッ

「気になるか?」

「……」

「お前も浴びて来たらどうだ?その間に服を着といてやるよ」

「はい」

ベッドから降り、バスルームへ足早に。

アイツがシャワーを浴びてる間に着替えを済ませ、朝飯をルームサービスで頼む。


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