Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~



駄目だ!笑い虫に取り付かれた。

「馬鹿か、お前は」

「ば、馬鹿じゃありません。ハハハ…」

でも笑いは止まらない。

「はぁ~ 仕方ねぇな」

…ッ!

いきなりキスされた。

社長の舌が私の舌と絡んでる。


「これで止まったな」

「は、はい。あ、りがとうございます」

「ん。 じゃあ」

「はい?」

「胸 触っていいか?」

「だ、駄目に決まってます!」

社長から離れようとすると

「クククク…」

笑いながら引き寄せる。

「冗談だ、冗談」

いつものように私を胸に押し付け

「もう寝ろ」

「はい」

社長の背中に手を回して、パジャマ代わりのTシャツを握りしめる。

「蹴っ飛ばすなよ」

これも毎晩言われる。

「はい」

社長の背中を何気なく撫でてたら

「お前…俺の理性試してんのか?」

へっ?

「Tシャツ、握りしめるのはいいが、背中撫でんな。襲いたくなるだろが」

慌てて手を離した。

いくらなんでも襲われるのは困る。

髪を撫でてくれ

「いい子だから…もう寝ろ」

頭を胸に押し付ける。



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